2010年5月29日(土)「しんぶん赤旗」
子宮頸がん予防のワクチン助成ぜひ
新婦人が署名提出
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新日本婦人の会(新婦人)は26日、神奈川、埼玉、千葉、東京、熊本から会員が参加して「子宮頸(けい)がん予防ワクチン接種に公費助成を求める署名」2万人分を国会に提出しました。日本共産党の高橋ちづ子、笠井亮両衆院議員と山下芳生参院議員が署名を受け取り、激励しました。
子宮頸がんは、20〜30代の女性に急増しています。画期的な予防ワクチンが日本でも承認され接種が始まっています。3回の接種で4万円から6万円の全額が自己負担で、自治体の助成にばらつきもあり、国の助成が求められています。
新婦人では、各地で自治体に要請してきました。山梨県では小学生6年生と中学3年生を対象に一部助成が実現。静岡・伊豆支部は24日に、市長と懇談。市長が中学1〜3年生全員を対象に集団接種できる2350万円を予算化すると明言するなど、公的助成の動きがひろがっています。
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