2010年6月1日(火)「しんぶん赤旗」
新日本婦人の会
日本軍「慰安婦」問題の早期解決を
1万5126人署名 国会に
紙議員に手渡す
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新日本婦人の会は31日、日本軍「慰安婦」問題の早期解決をめざす請願署名1万5126人分を国会に提出しました。日本共産党の紙智子参院議員が受け取りました。
同問題をめぐっては、日本政府に謝罪と賠償、歴史教育を求める決議がアメリカや韓国などをはじめ、世界各国で採択されています。2009年には、国連女性差別撤廃委員会(CEDAW)が、日本政府に対し勧告を出すなど、世界からも早期解決と事実を伝える歴史教育がつよく求められています。
請願署名は、日本軍「慰安婦」問題の法的解決を急ぎ、公式謝罪と補償をおこなうことを求めています。
新日本婦人の会の高田公子会長、笠井貴美代副会長、児玉紀子男女平等部長は、「被害者は『日本政府が謝るまで』と、毎週座り込みをしています。高齢化が進んでおり、時間がありません。今国会でぜひ動いてほしい」と紙議員に要請。紙議員は、「しっかりと受け止めました。今までとりくんできた国会議員に声をかけたい」と話しました。