2010年6月10日(木)「しんぶん赤旗」

「政治とカネ」議論必要

参院７野党 予算委の開催要求へ

　参院の７野党国対委員長会談が９日、国会内でおこなわれ、新首相の基本的な考え方、政治姿勢などについて一問一答で議論するための予算委員会と、決算委員会を開催するよう求めることなどで一致し、与党に申し入れることを決めました。

　会談後の会見で日本共産党の井上哲士参院国対委員長は「菅首相は記者会見の中で、『政治とカネ』の問題、普天間問題は鳩山さんの辞任で決着がついたかのような発言をくりかえしていたが、国民的にはなんら決着はついていない」と指摘。国会で一度も説明責任を果たしていない民主党・小沢一郎前幹事長の証人喚問等をきちんとやるかどうかが「新しい政権の試金石だ」と強調しました。

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