2010年6月14日(月)「しんぶん赤旗」
「私立高も無償に」
岡山でパレード
「私立高校も無償に」―岡山市で13日、高校生、父母、教師ら60人が集会とパレードをおこないました。岡山県私学助成をすすめる会(小橋操会長)が呼びかけました。
今年4月から公立高校は授業料が無料に、私立高校では世帯の収入により約12万円から24万円の「就学支援金」が支給されるようになりましたが、依然として私立高校の保護者負担は15万円から35万円です。そのため、実質無償化を求めています。
集会で全国私立学校教職員組合連合会書記長の永島民男さんは、昨年秋、全国で20万人が私学助成・無償化の運動に立ち上がったことを紹介。「私立高校生を置き去りにしたら、民主党政権の未来はないと、声が広がっている。政治の世界へ切り込む運動を」と呼びかけました。
岡山私学生徒連絡会の議長(3年生)は、1年間の高校生の運動を振り返り、「岡山駅前の宣伝で、私たちがマイクでしゃべると、多くの方が振り向いてくれ、署名をしてくださった。高校生も無力じゃない、有権者じゃないけど主権者です」と語りました。