2010年6月17日(木)「しんぶん赤旗」
志位委員長ただちに街頭へ
小池東京選挙区予定候補とともに訴え
東京・新宿
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日本共産党の志位和夫委員長は16日夕、国会閉会を受けてただちに街頭に駆けつけ、新宿駅西口で、参院選での必勝を目指す小池晃政策委員長・東京選挙区予定候補らと党への大きな支援を呼びかけました。
志位氏の到着を待ちながら各弁士が演説を続けると、仕事帰りの会社員や若者らが次々と足を止め、人の輪が広がります。
志位氏は「いよいよ参院選がたたかわれます」と切り出しました。
志位氏は、民主党が予算委員会での議論も封殺して国会を閉じたことについて、「疑惑隠し、争点隠し、菅政権の正体隠しであり、民主主義にとってフェアなやり方ではありません」と厳しく批判。こうなったら、「党首討論会をどんどんやるべきです」と提案すると大きな拍手が起こりました。
志位氏は、沖縄・普天間基地問題で、菅首相が自らの過去の「海兵隊撤退」論を翻し、逆に開き直って、新基地をより強硬に押し付けようとしていることを告発。「沖縄の基地問題は日本の民主主義がかかった問題です。日本共産党を大きく伸ばして『日米合意』は白紙撤回を、普天間基地は無条件撤去を勝ち取ろう」「アメリカにではなく、国民・沖縄県民に顔を向けた政治に転換しよう」と訴え、大きな拍手と歓声を受けました。
暮らしの問題にくわえ、消費税問題が大争点になっていると述べ、「大企業減税の穴埋めの消費税増税には絶対反対との声を日本共産党にお寄せください」と訴えると、力強い拍手が起こりました。
志位氏は、米国と財界への忠誠と追随を明確にした政権と正面から立ち向かえるのは日本共産党しかないと支援を訴えました。
小池氏は、「民主党政権は『事業仕分け』といって大騒ぎしたが、軍事費は増え、米軍向けの予算は史上最高。こういう肝心のところにメスをいれないでなんでも消費税の増税だという議論は許せない」と力説。政治を前に動かす日本共産党への支援を呼びかけ、盛んな拍手を受けました。
宮野入晶子比例予定候補は、「日本共産党を大きく伸ばして子育て安心の政治に切り替えよう」と訴えました。
山下芳生参院議員もともに訴えました。