2010年6月18日(金)「しんぶん赤旗」
党首討論会の積極的な開催にかんする申し入れ
――「どんな政治を実現するか」を討論で、争点を鮮明にすることは、主権者・国民にたいする政党の責任
7月11日投開票でたたかわれる参議院議員選挙は、昨年の総選挙での国民の審判で、戦後、長期にわたった自民党政権から民主党中心の政権に交代して、はじめての国政選挙となります。
この選挙にあたって、各政党が、「どんな政治を実現するか」について、自らの主張を堂々と論じ、争点を鮮明にすることは、主権者・国民にたいする重大な責任です。
そのためには、活発な政党間討論会の開催がのぞまれますが、わけても政党を代表する党首による討論会を積極的に開催することが、重要だと考えます。
これまでの国政選挙でも、党首討論会はおこなわれ、重要な役割を果たしてきましたが、今回の参議院選挙においては、それをいっそう積極的に開催することを、各政党に申し入れるとともに、メディアに対しても党首討論会の場を設定していただくよう要請するものです。
一、党首討論会は、日本記者クラブ主催、NHKと各民放放送局主催のものについて、公示前、公示後をつうじて、複数回おこなうよう、メディアに要請するとともに、各政党にもその実現をよびかけます。
一、各政党にたいして、党の実務者の適切な会合・協力をはかり、党首討論会の積極的な開催にむけてすみやかな努力を開始することをよびかけます。
日本共産党中央委員会