2010年7月12日(月)「しんぶん赤旗」

参院選の開票を受けて

志位委員長が記者会見 23時50分


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(写真)結果が判明し、記者会見する志位和夫委員長。左は市田忠義書記局長=11日午後11時50分すぎ、党本部

 日本共産党の志位和夫委員長は11日午後11時50分ごろから記者会見し、以下のように述べました。

 一、今度の選挙でわが党を支持していただいた国民のみなさん、奮闘していただいた支持者、後援会員、党員のみなさんに心から感謝を申し上げます。

 一、選挙結果の全体は、国民が、自民党政治に代わる新しい政治を模索し、探求するプロセスの一つの局面だと思います。昨年の総選挙で、国民は自公政権に退場の審判をくだし、今回の選挙では民主党政権にきびしい審判をくだしましたが、それに代わるどういう政治をつくるかについて、国民は模索の過程にあると思います。これに前向きの答えを出していくうえで、日本の政治の歪(ゆが)みを大本からただす立場をもつ日本共産党の果たす役割は重要だと考えています。

 一、私たちは、この選挙で消費税増税を許さない、暮らし応援の経済政策への転換、米軍普天間基地の無条件撤去などを訴えてたたかいました。公約実現のために国民と共同して力をつくしたいと決意しています。

 一、わが党の選挙結果自体については、現有議席を確保することは、かなわないという状況です。多くの方々が応援してくださり、また奮闘していただいたにもかかわらず、それを議席に結びつけられなかったことは、私たちの力不足であり、つぎの機会に必ず捲土(けんど)重来を期したいと考えています。





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