2010年7月29日(木)「しんぶん赤旗」
あすから臨時国会
菅内閣、初の予算委論戦
共産党 消費増税、普天間など追及
参院選を受けた臨時国会が30日、召集されます。会期は8月6日までの8日間。参院正副議長と常任委員長を選出するとともに、予算委員会を衆院で8月2、3の両日、参院で4、5両日に開きます。野田佳彦財務相ら菅内閣で新たに就任した大臣による所信と質疑を各委員会で行います。
臨時国会は、菅政権発足後、初の予算委員会開催となり、内政・外交にわたる各課題で与野党が本格論戦を交わします。
日本共産党は、参院選で示された民意や掲げた公約に基づき、菅首相が打ち出して、参院選で有権者の批判を受けた消費税増税問題、沖縄・米軍普天間基地「移設」問題などについて、菅内閣の姿勢をただします。
先の通常国会で与党は、各委員会で審議も尽くさないまま強行採決を繰り返すなど、強引な運営を続けました。
臨時国会は、与党による乱暴な国会運営を繰り返させることなく、民意を十分反映し、野党や少数会派の意見を尊重した公正な国会運営を確立することも大きな課題です。
■関連キーワード