2010年8月4日(水)「しんぶん赤旗」
社保病院存続 2年延長へ
高橋氏質問 衆院厚労委で可決
9月末で独立行政法人の期限が切れる社会保険病院の存続期間を2年延長する法案が3日、衆院厚生労働委員会で賛成多数で可決されました。反対したのはみんなの党でした。
同法案は、衆院を通過したものの国会閉会にともない独立行政法人地域医療機能推進機構法案の修正案が廃案になったために、全国の社会保険病院の運営を継続させるための経過措置です。同日の衆院厚労委員会で、日本共産党の高橋ちづ子議員は「政府として、社会保険病院を公的病院として存続させる機構法案を出し直し、2年を待たずに一日も早く成立させるべきだ」と求めました。