2010年8月5日(木)「しんぶん赤旗」
トヨタ営業黒字2116億円
利益剰余金は11兆6807億円
4〜6月期決算
トヨタ自動車が4日発表した2010年4〜6月期連結業績(米国会計基準)は、売上高が前年同期比27・0%増の4兆8718億円、営業損益は2116億円の黒字となりました。リーマン・ショックの影響で販売が低迷していた前年同期(1949億円の赤字)から大きく回復しました。四半期ベースでの営業黒字は4期連続です。
売上高が増加したのは、国内やアジアでの販売が増えたためです。また、トヨタは純利益が増加した要因として、営業面での努力(4000億円)に加えて、下請け単価たたきなどの「原価改善」(500億円)をあげています。
また、内部留保の一部である利益剰余金は、3月末時点に比べ112億円を積み増し、11兆6807億円となりました。
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