2010年9月17日(金)「しんぶん赤旗」

UR住宅民営化ノー

穀田氏あいさつ 自治会代表ら集会


 UR(旧公団)住宅の民営化、家賃値上げ反対を「合言葉」に全国のUR住宅居住者の集会が16日、東京都内で開かれました。全国公団住宅自治会協議会の108自治会、388人が集まりました。

 ことし4月の政府・行政刷新会議の事業仕分けは、UR住宅について、「高齢者・低所得者向け住宅の供給は自治体または国に移行、市場家賃部分は民間に移行する」とし、民営化の方向を明示。国土交通省の検討会でも「都市再生機構」の今後のあり方が議論され、近く政府が結論を出すとされています。

 一方、9月には、機構当局が長引く不況を理由とした2年間にわたる家賃値上げ凍結を解除し、来年4月からの値上げを表明しています。

 日本共産党を代表してあいさつした穀田恵二衆院議員は「国民が安心して住み続けることこそ住宅政策の中心。民営化に反対し、公共住宅として守る。円高不況の下で家賃値上げなどとんでもない。みなさんと一緒に頑張る」と参加者を激励しました。





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