2010年10月5日(火)「しんぶん赤旗」

政府に尖閣諸島問題の「見解」手渡す 志位委員長


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(写真)仙谷官房長官(左から3人目)に見解を手渡す志位委員長(同2人目)、左端は穀田国対委員長、右端は笠井衆院議員=4日、首相官邸

 日本共産党の志位和夫委員長は4日、首相官邸で仙谷由人官房長官と会い、同日発表した尖閣諸島問題に関する日本共産党の見解を手渡しました。

 志位氏は、尖閣諸島の日本領有は歴史的にも国際法上も正当性があることを立ち入って明らかにした見解を説明。領有の正当性を国際社会と中国政府に堂々と主張するよう、政府に提起しました。

 仙谷官房長官は「ありがとうございます。総理に伝えます」「この問題では基本的に立場が一致する」と応じ、見解で新たに解明した下関条約に関する部分については「よく勉強したい」と答えました。また、日本共産党としてもこの問題での発信をしてほしいと述べました。

 会談には、穀田恵二国会対策委員長、笠井亮衆院議員が同席しました。





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