2010年10月7日(木)「しんぶん赤旗」
民主の対応問われる
小沢氏喚問 穀田氏が強調
日本共産党の穀田恵二国対委員長は6日、国会内で会見し、民主党・小沢一郎元幹事長が強制起訴されるのを受けて、野党6党が小沢氏の国会での証人喚問を求めていくことで一致したことについて「政治資金収支報告書へのウソの記載が問われており、偽証したら罪に問われる証人喚問の実施以外ない」と述べ、「国会で真相究明と政治的道義的責任を追及することが問われている。このことに民主党がどう対応するのか鋭く問われる」と強調しました。
穀田氏は、小沢氏にもたれている疑惑の核心は、「(土地購入資金)4億円のお金の原資はどこからきたのかということだ」と強調。「原資がゼネコンからのヤミ献金となるならば、公共事業という国民の税金を使ってお金が還流したことであり、『政治とカネ』をめぐる一番汚いやり方になる。この解明が大事だ」と指摘しました。
穀田氏はまた、小沢氏は政治倫理審査会に出席させればよいとの意見が出ていることをあげ、「政倫審は『疑惑隠しの駆け込み寺』と言われるほどだ。真相究明や責任追及にはならない」と述べました。