2010年11月9日(火)「しんぶん赤旗」
真相究明 政府の責任
映像流出事件で市田氏
8日の記者会見で日本共産党の市田忠義書記局長は、中国漁船衝突事件のビデオ映像が流出した事件について記者団から問われ、「漏れてはならない、重要な外交的影響を与えるものが漏れたわけだから、政権の体をなしていない。管理能力が問われる問題だ」と述べました。
市田氏は「どういう経過で流出したのかという真相を政府が究明する責任がある」と指摘しました。所管大臣の責任について問われ、事実に即して真相を明らかにすることが先決だと強調しました。