2010年11月17日(水)「しんぶん赤旗」

修習生給費制復活を

日弁連など院内集会


 司法修習生に対する給与の支給継続を求める市民連絡会とビギナーズ・ネット、日本弁護士連合会は16日、東京都内の参院議員会館で集会を開き、約200人が参加しました。

 ビギナーズ・ネット代表の渡部容子弁護士と、山添拓さん(新第64期司法修習予定者)が開会あいさつをしました。

 日弁連の宇都宮健児会長は「何としても、臨時国会中に給費制の復活を」と訴えました。

 貸与制施行後の状況について、同ネットの女性が、3年間同じロースクールで勉強した友人の手紙を読み上げて報告しました。友人は司法試験に合格したものの奨学金や教育ローンの借金が1200万円近くあり、そのため、進路変更を余儀なくされ黒澤さんは、「悔しいです」と述べました。

 日本共産党から井上哲士参院議員、山下芳生参院議員が参加し、あいさつしました。





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