2010年11月18日(木)「しんぶん赤旗」
国会と国民を愚ろう
法相発言 穀田氏が批判
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日本共産党の穀田恵二国対委員長は17日の記者会見で、記者団から柳田稔法相の発言問題について問われ、「国会を愚ろうするだけではなく、その背後にいる国民をも愚ろうするものだ」と批判しました。
柳田法相は広島市での会合(14日)で、「(国会答弁で)法相は二つ覚えておけばいい。『個別の事案については答えを差し控える』と『法と証拠に基づいて適切にやっている』。これはいい文句だ。分からなかったら、これを使う」などと述べました。
穀田氏は、16日の衆院法務委員会で自身の発言について追及された柳田法相が「ご迷惑、誤解を与えた」と述べながら、「少々ちゃかしたかもしれないが、間違っていったこととは思っていない」などと答弁したことも示し、「誤解はだれもしていない。本当の意味で反省していない」と指摘。「法務大臣の資格にかかわる問題であり、政治的責任は免れない」と表明しました。
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