2011年1月22日(土)「しんぶん赤旗」
小沢氏招致 岡田幹事長に報告求める
7野党国対委員長が合意
日本共産党など7野党は21日、国会内で国対委員長会談を開き、民主党の小沢一郎元代表の国会招致問題を協議しました。民主党が小沢氏の衆院政治倫理審査会への招致議決を断念したもとで、証人喚問しかないとの意見が出され、岡田克也幹事長に報告を求めるため来週中に書記局長・幹事長会談を開くよう申し入れることを確認しました。
日本共産党の穀田恵二国対委員長は「昨年の書記局長・幹事長会談で岡田氏は『何らかの形で国会に説明をする必要がある』として『その場としては、政倫審か証人喚問の二つしかない』と発言した。民主党が政倫審を断念したいま、証人喚問しかない。岡田氏に報告を求める必要がある」と主張しました。
一方、政倫審での説明を求めていた社民党は、「強制起訴の動きのもとで、証人喚問を求めるかどうか、党内で検討する必要がある」として証人喚問要求については態度を保留しました。
会談後、自民党の逢沢一郎国対委員長は民主党の安住淳国対委員長に書記局長・幹事長会談の開催を求めました。