2011年5月5日(木)「しんぶん赤旗」
液状化対策、地盤改良を
田村議員 政府「進めたい」
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日本共産党の田村智子議員は参院災害対策特別委員会(2日)で液状化被害問題をとりあげ、今後安心して暮らすためには地域全体の地盤改良対策が必要だと提起しました。
現状では傾斜地などに限定されている地盤改良の財政的支援を広げ、今回被害を受けた地域にも支援を行うよう求めました。小泉俊明国土交通政務官は、「地盤改良したところは被害が生じていないという事例もあった。必要な対策を積極的に進めたい」と答えました。
政府が検討している液状化被害を受けた住宅の救済策について田村氏は、「地震発生から2カ月近くたっている」として速やかに示すよう要求。すでに個人が修復した場合でも、写真などで確認して補償するよう求めました。原田保夫内閣府政策統括官は、「速やかに対応したい。修復した住宅も資料で確認するのが適当だ」と答えました。