2011年5月7日(土)「しんぶん赤旗」
核兵器のない世界へ
国民平和大行進出発 被災者と連帯
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「歩こう 核兵器のない世界へ」をテーマに「2011年国民平和大行進」(東京―広島コース)が6日、東京都江東区の夢の島から出発しました。第五福竜丸展示館前で開かれた出発集会には700人が参加しました。
主催者あいさつにたった原水爆禁止世界大会運営委員会代表の一人、高草木博氏は、広島、長崎、ビキニと3度にわたって核兵器の被害をうけた体験から、原水爆禁止を求め被災者への支援と連帯を原点に運動してきたと力説。「被災者と被災地に連帯して、核兵器のない世界を、兵器でも原発でもこれ以上の放射能の汚染を許さない地球を、戦争でなく人々が協力し連帯しあう世界を、と呼びかける特別の行進です」と語りました。
第五福竜丸平和協会の川崎昭一郎代表理事、日本被爆者団体協議会の岩佐幹三事務局次長が連帯のあいさつ。震災募金とともに新しい国際署名「核兵器全面禁止のアピール」を広げた経験(新日本婦人の会・米山淳子事務局長)などの発言がありました。
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