2011年5月9日(月)「しんぶん赤旗」
2011国民平和大行進
礼文島を出発 北海道―東京コース
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第54回国民平和大行進・北海道―東京コースが8日朝、日本最北の島・礼文島をスタートしました。
午前8時、礼文町役場前で労組代表や教職員、町民ら20人が「核兵器の禁止を 大震災の被災者支援 自然エネルギーへの転換を」を掲げ、開会集会を開きました。
平和大行進中央実行委員会を代表して嶋田千津子・道原水協事務局次長が「新しい国際署名が始まって初めての平和大行進。その意義は大きい」「礼文から始まるこの平和大行進の声が世界に届いています」と激励のあいさつをしました。
北海道―東京コースの通し行進者、竹田昭彦さん(70)=横浜市=が「父は赤紙1枚で召集され、私が4歳のときに亡くなりました。戦争なくせ、核兵器なくせ、平和の世界にということで参加しました」「7月29日まで3カ月余り、最後まで頑張ります」と決意を述べました。
参加者はこの後、1・5キロ余り行進し、町民や観光客らに核兵器廃絶を訴えました。
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