2011年6月9日(木)「しんぶん赤旗」
核兵器禁止 新署名賛同広がる
広島市長 長崎県議会議長 杉良太郎さん 奈良岡朋子さん
すべての国の政府に、すみやかに核兵器禁止条約の交渉を開始するよう求める「核兵器全面禁止のアピール」国際署名に対して、広島市の松井一實・新市長をはじめ自治体首長・議長、著名人らの賛同が広がっています。
原水爆禁止日本協議会(日本原水協)が8日までにまとめた賛同者リストによると、2月の署名発表以来、首長・議長約400人を含む887人が賛同を寄せています。
県議会議長では、大分に加えて、新たに長崎県の末吉光徳議長と長野県の寺島義幸議長が賛同しました。
政令市では、広島市の松井市長、静岡市の田辺信宏市長、岡山市の宮武博議長が新たに賛同しました。
県庁所在地では、奈良市の仲川げん市長、和歌山市の山本宏一議長が賛同しています。
著名人では、佐々木愛(俳優)、杉良太郎(俳優)、奈良岡朋子(俳優)、小林亜星(作曲家)、上條恒彦(歌手・俳優)、さとう宗幸(歌手)、亀渕友香(歌手、ザ・ヴォイシス・オブ・ジャパン代表)、山家悠起夫(暮らしと経済研究室)、安藤肇(牧師)、橋本左内(日本宗教者平和協議会理事長)の各氏が新たに賛同しました。
8月に被爆地広島、長崎両市で開かれる原水爆禁止2011年世界大会にむけて、「地域ぐるみ」をキーワードに、国民平和大行進や独自の署名行動、自治体訪問などで署名のとりくみがすすんでいます。
北海道七飯町(ななえちょう)では、3月に中宮安一町長が署名を快諾。「署名行動をするなら協力する」の言葉どおり、5月29日に七飯原水協がおこなったスーパー前での署名行動に町長夫妻が参加し、町長みずからマイクで訴えました。町老人クラブ連合会の北見辰雄会長も参加しました。
(注)紹介した県議会議長・市議会議長は、いっせい地方選挙前に賛同を得た人で、現在は新しい議長に変わっています。