2011年6月23日(木)「しんぶん赤旗」
全国農業会議所と対話
原発からの撤退 紙議員ら訪問
日本共産党の紙智子参院議員(党農林・漁民局長)と有坂哲夫国民運動委員会事務局長は22日、党の「原発からのすみやかな撤退、自然エネルギーの本格的導入を」をもって、全国農業会議所を訪問し、対話しました。
全国農業会議所からは、松本広大専務理事、稲垣照哉農政・企画部長らが応対しました。懇談では、原発事故の特異性や未完成の技術である問題、農水産物への影響、農村が自然エネルギーの宝庫であることなど、農業・食料問題からみても原発依存を脱却することが必要になっていると話し合われました。
同時に、全国農業会議所として、東日本大震災と原発事故をめぐって検討している問題として、「浸水地帯における堆積した汚泥や地盤沈下など国の負担での実施」「農業経営の再開に、市町村、JA、土地改良区など関係機関が一体で取り組める体制を整備」などについて要望がだされました。また、政局争いに終始している国会をめぐる批判もだされました。
紙議員は、「原発ゼロ7・2緊急行動」(東京・明治公園)についても紹介しました。