2011年7月22日(金)「しんぶん赤旗」
原水爆禁止2011世界大会
海外代表 24カ国から86人
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8月3日から広島、長崎両市で始まる原水爆禁止2011年世界大会に、24カ国から86人の海外代表が参加することが21日、わかりました。このうち政府関係者は1国際機関と4カ国から7人となっています。(参加一覧は別項)
政府代表は、国際政治で核兵器廃絶の先頭に立つ諸国の代表が参加します。
今年5月の外相会議で期限を切った核兵器廃絶に向けた新たな提案をした非同盟諸国からはエジプト、キューバ、ベネズエラの代表が参加します。
また、北大西洋条約機構(NATO)加盟国でありながら、核不拡散条約(NPT)再検討会議の合意の実行に向けてただちに行動するよう要求しているノルウェーの代表が参加します。
非核化の要求が切実な中東からは、アラブ連盟の代表が参加します。
世界大会には、これら政府・国際機関の代表をはじめ、世界の反核平和運動を担うNGO(非政府組織)の代表、核被害者などが一堂に会します。
代表らは国際会議や広島、長崎での世界大会に参加し、あいさつや発言を予定しています。
今年の大会は、昨年5月のNPT再検討会議の成果をさらに前進させる国際的な共同の場として期待が高まっています。
原水爆禁止2011年世界大会に参加する政府・国際機関の代表は次の通りです。
エジプト ワリード・マームド・アブデルナーセル駐日大使、アハメッド・エルハムシャリ駐日大使館2等書記官
キューバ アンドレス・G・バジェステル駐日大使館臨時代理大使、アレイダ・ゲバラ医師
ノルウェー トール・A・ダールストロム駐日大使館公使参事官
ベネズエラ セイコウ・ルイス・イシカワ・コバヤシ駐日大使
アラブ連盟 モハメド・エゼルディン・アブデルモネイム軍縮・戦略問題特別顧問