2011年7月24日(日)「しんぶん赤旗」
原水爆禁止世界大会
国連からドゥアルテ氏
軍縮担当上級代表 長崎で講演
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原水爆禁止2011年世界大会(8月3〜9日、広島、長崎両市)に、国連を代表してセルジオ・ドゥアルテ軍縮問題担当上級代表が参加し、講演することが23日までに決まりました。
ドゥアルテ氏は、国連の軍縮部門の責任者。2008年から4年連続で世界大会に参加します。昨年の核不拡散条約(NPT)再検討会議に向けたニューヨーク行動では、日本で集まった700万人近い核兵器廃絶署名を受け取りました。
昨年の世界大会で発言したドゥアルテ氏は、「みなさんとともに、核兵器のない世界を目指して歩めることを私は誇りに思います。これは正しい大義であり、過去の被害者や将来の世代に対する私たちの共通の責任でもあります。いまこそ前進の時です」とのべ、参加者の感動を呼びました。
ドゥアルテ氏は、5日の世界大会・国際会議の閉会総会に参加します。また、7日の世界大会・長崎の開会総会で講演します。
世界大会には、25カ国から87人の海外代表が参加する予定です。このうち政府関係者は2国際機関と4カ国から8人となっています。
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