2011年8月4日(木)「しんぶん赤旗」
福島の農民ら 全額補償せよ
東電本店前で唱和
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農産物への放射能被害が深刻化するなか、東京都の東電本店前で3日、農民、労組、女性団体がのぼり旗や横断幕を掲げ、「東電は居直るな、全額補償せよ」と唱和を響かせました。福島県からバス3台で参加した100人をはじめ350人以上が集まり、被害の窮状と全面賠償への連帯を訴えました。
主催した農民運動全国連合会(農民連)の白石淳一会長は、各地で過大な書類を要求し、被害で電気代を支払えなくなったキノコ農家の電力供給停止を通告するなど東電側が強圧的態度をとっていると告発。「加害者の東電が被害者をおどすなどあってはならない。東電に全面賠償を迫ろう」とよびかけました。
東電本店の担当者に謝罪と賠償を要求したあと国会で議員要請。議員会館での院内集会では日本共産党の紙智子参院議員が連帯あいさつしました。
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