2011年10月18日(火)「しんぶん赤旗」
TPP反対 共同で
赤嶺議員 JA宮崎中央会長と懇談
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日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は17日、宮崎市のJA宮崎県中央会に森永利幸会長を訪ねて懇談、日本農業を壊すTPP(環太平洋連携協定)交渉参加反対の運動を共同で広げていくことを確認しました。津島忠勝党県委員長、前屋敷えみ県議らが同行しました。
冒頭、赤嶺氏は日本共産党が14日に発表した、TPPを許さない国民的共同のよびかけを手渡し、約3500人が参加し成功した前日の宮崎県JAグループ主催のTPP反対集会を1面で報じた本紙17日付を紹介。森永会長は朝さっそく目を通したと語り、終始なごやかな雰囲気で懇談が進みました。
森永会長は「農産物の関税は今でも低いのに、輸出国アメリカの保護はそのままに、日本だけが被害を受け、参加されたら頑張りようでどうにかなるものではない」とTPP交渉参加の動きを批判しました。
赤嶺氏は「政府の日本の農業は保護されているというウソを暴き、食料主権が大事だということを国民の中に広げていきたい」とのべました。
津島県委員長が同日朝も市内12カ所で街頭宣伝し、TPP参加反対を市民に呼び掛けたことを紹介すると、森永会長は宣伝を近所で見かけたとのべ、「よく頑張っておられると思ったところでした。ぜひ力をお貸しください」と語りました。