2011年10月24日(月)「しんぶん赤旗」
オール鳥取 TPPノー
農も医も自治体も
TPP(環太平洋連携協定)交渉参加断固反対鳥取県大会が23日、鳥取市で開かれ、約1100人が参加しました。
農業関連15団体が主催し、共催に鳥取県、県市長会、県町村会、県医師会、県森連、県漁協、新婦人県本部、県農民連、県革新懇、県労連などが名を連ねました。
JA鳥取県中央会の高見俊雄会長は、TPP反対の署名が県内で13万1755人分集まったことを報告。「TPPは農業を崩壊させ、地域経済に重大な影響を与え、医療、食品安全、金融、保険などの制度を米国の要求通りに改悪するものです。世界の食料は逼迫(ひっぱく)し、食料安全保障の確立は急務です」とのべました。
作家の関岡英之氏が講演し、TPPで日本の農業、医療、金融、企業、土地、復興事業を米国企業のビジネスにさせてはならないと訴えました。
各団体の代表、県選出の国会議員が連帯あいさつ。参加者は「TPPから日本の食と暮らし・いのちを守り、断固反対していく」との大会宣言を採択しました。