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2020年1月17日(金)

日本共産党第28回大会 来賓あいさつ

全日本民主医療機関連合会会長 藤末衛さん

“人間の尊厳 重視”に共感

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 私は、綱領一部改定案と二つの決議案に対し、共感と歓迎の気持ちを二つの点から述べます。

 一つは、綱領一部改定案が21世紀の新しい特徴として、植民地体制の崩壊による多くの新しい主権国家と市民社会の役割を国際政治の重要な構成員として大きく評価されたこと、20世紀に形成・合意されてきた人間の尊厳を保障する国際規範の発展とその実践を重視されたことです。これは、日本における平和と人権、経済民主主義を求める声と運動が世界標準であり正当であり、実現可能な展望を見いだすカギだと思います。

 民医連綱領の改定後、健康権保障という国際的規範と改めて憲法を基本に据えて医療・介護活動と運動を「共同の営み」という視点で進めてまいりました。

 二つ目は、日本共産党を強く大きくしようという提起がされたことです。客観的な条件を見据えた決意みなぎる提起だと思います。民医連も社会的使命の世代的継承と事業と運動の発展のために、高い倫理観と変革の視点を養う職員の養成が重要だと考えています。

 民医連がしなやかに強くなることと、日本共産党への参加者やサポーターがわれわれの内部でも増えることは相乗的な関係であると信じています。


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