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2020年1月18日(土)

綱領改定案は青年の希望

党づくり 豊かに交流

28回党大会 討論終わる

 「未来社会は自分たちが輝く社会」「綱領改定案は若者が元気になる源であり、希望」―。日本共産党第28回大会4日目の17日、綱領一部改定案、第一・第二決議案について21人が発言し、討論が終わりました。発言者は全都道府県から、3日間で88人となり、野党連合政権を実現し、新しい政治をめざすたたかいと党づくりにむけた決意にあふれました。


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(写真)青年代議員の発言を聞く大会参加者=17日、静岡県熱海市

 討論では、青年・学生の模索にこたえ党に迎える取り組みが相次いで語られました。高知の岡田はるか民青県委員長は、「私たちの党には青年の切実な願いに応えられる力がある。それは綱領の力であり、傷つけられた人を放っておかないみなさんの存在だ」と強調。福岡の紫垣衆声県青年・学生部員は、10代の同盟員が8人入党した経験を発言し、未来社会論の学習を通じて、「自分たちが社会の中心に据えられることが、魅力的に映っている」と指摘しました。

 愛知の長内史子青年・学生部員は、昨年144人の民青同盟員を迎えたと報告。対話した相手の思いの奥深くにある願いを聞き、「実現するために一緒に行動しよう」とよびかけていると述べました。

 「3年間で、党員を4人から67人に、『赤旗』日曜版読者を13人から140人にした」と報告したのは広島の岡田隆行府中市議。紙面の魅力を伝えて拡大し、党に迎えていると話し、「党員拡大は今が旬」と訴え。32年ぶりに空白を克服した北海道の川島忠治上ノ国町議は、拡大の努力に触れながら、「年金ぐらしの人が、1日30円をためて日曜版を読んでいると励ましてくれている」と語りました。

 30~50代の「真ん中世代」での党づくりの発言も相次ぎ、京都の武山彩子さんは、府委員会に「子ども若者応援室」を立ち上げ、各地区委員会で担当者会議をしていると報告。「真ん中世代がのびのび活動できたら大きな力になる」と話しました。

 山口の藤本一規県議は、「安倍首相の足元」での米軍岩国基地強化の実態を告発し、秋田とともにイージス・アショア配備撤回を求めると語りました。

 国会での野党共闘の発展を語った塩川鉄也衆院議員は、立憲民主党の安住淳国対委員長が大会初日にあいさつし、「心が通い合うことができうれしかった」と語った感想を紹介しながら、背景には、安倍政権打倒の一致点での結束と、草の根からの国民の運動があるとして、「野党共闘は全党がつくりあげたものだ」と強調しました。


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