しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2020年2月4日(火)

20年度予算案審議入り

衆院委 野党、肺炎対応ただす

 一般会計総額102兆6580億円と過去最大を更新した2020年度予算案の審議が3日、衆院予算委員会で始まりました。野党からは立憲民主党、国民民主党などの共同会派の議員が質問に立ち、新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大などについて、政府の対応をただしました。

 岡本充功議員は、指定医療機関の患者受け入れ態勢の整備や受け入れを想定した対策を早急にすすめるよう要求。渡辺周議員は、新型コロナウイルスによる肺炎の東京五輪への影響について質問しました。

 安倍晋三首相は、「世界保健機関(WHO)など関係機関と緊密な連携をはかりながら東京オリンピック・パラリンピック開催準備が着実に進むよう適切に対応していく」と答弁。橋本聖子五輪担当相は、感染症対策を協議するため、大会組織委員会や関係自治体、競技団体などによる会議を週内にも開催する意向を明らかにしました。

 一方、辻元清美議員は、首相主催の「桜を見る会」の前夜祭の収支が政治資金収支報告書に記載されていない点について、「巧妙に考えられた脱法の方法としか思えない」と追及。安倍首相は「後援会には収支が発生していない。主体が参加者であり、ホテル側との金銭のやりとりであることから、収支報告書には載せていない」と主張しました。


pageup