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2020年3月6日(金)

オーケストラ・児童演劇 公演中止で窮地

畑野議員が聞き取り

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(写真)畑野氏(右端)と懇談する桑原浩日本オーケストラ連盟常務理事・事務局長(こちら向き右)と吉井實行専務理事(左)=5日、東京・墨田区

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、政府が演劇や音楽の公演自粛を要請した影響を把握するため、日本共産党の畑野君枝衆院議員は5日、日本オーケストラ連盟(オケ連)と日本児童・青少年演劇劇団協同組合(児演協)と懇談、実情を聞きました。

 オケ連の桑原浩常務理事・事務局長は、2月29日以降中止が決まった公演を挙げ、「最終的には250ほどの公演中止になるのではないか。このまま続けば、4月末ごろから資金繰りが厳しくなり、つぶれるところも出るかもしれない」と危惧を表明し、「せめて助成金を出すと決まっている分は、公演中止でも助成金を出してもらえるようになれば」と要望しました。

 児演協でも厳しい現状が出され、鈴木徹専務理事は、「3月公演の中止が相次ぎ、史上最悪の危機。融資拡大されたとしても今月の給料が払えるかどうかもあやしい。今月中に現金を補てんしなければ各劇団は回せなくなる」と訴えました。


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