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2020年3月6日(金)

社会変える展望伝え歴史的な新歓運動に

民青が都道府県委員長会議

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(写真)討論のまとめをする小山委員長=5日、東京都渋谷区

 日本民主青年同盟(民青)は3~5日の3日間、東京都内で全国都道府県委員長会議を開きました。各地の新入生歓迎運動で仲間を迎えてきた経験が次つぎ紹介され、「青年に社会を変えられる展望を伝えられれば、大激変をつくり出せる」と語られました。

 報告では、模索と変革のエネルギーを強めている青年に、いま民青が求められていることが新入生歓迎運動で劇的に示されていると強調されました。2月以降、学生分野での同盟員拡大は記録が残っている2005年以来最高になるなど、歴史的な到達となっています。

 討論では、学内や街頭で行動すると、「将来に不安を感じる」との声が多くあり、格差や気候変動、ジェンダー平等などに関心を持つ若者たちと対話がはずんでいること、そうした課題の根本問題や、解決の展望として科学的社会主義と日本共産党綱領を語る民青の役割が大きくなっている経験が語られました。

 中国地方のある県では、「国公立大学の入試新歓で8人の仲間を迎えました」と発言。事前に意思統一をするなかで多くの同盟員が行動に立ちあがっていることが特徴だとのべました。

 東日本のある県では、高校生同盟員の「自分が通っている高校で班をつくりたい」という思いを出発点に、入試宣伝で知り合った受験生や同盟員の友人を対象にした交流会を開催。参加した11人のうち6人が加盟したとのべ、「高校生自身の立ち上がりを後押ししながら、拡大目標を達成したい」と語りました。

 討論のまとめで小山農(みのる)委員長は、いまの社会に不安や疑問を感じている青年にとって「社会を変える展望に出合えるかどうかは、まさに切実な問題です。一人ひとりの前向きな思いを励ましながら、歴史的な新歓運動にしよう」と強調しました。

 また、青年の深刻な働き方を変えようと全国で取り組んでいる「1万人の実態告発プロジェクト」をさらに広げ、つかんだ実態を野党に伝えながら「青年の要求が実現できる野党連合政権をつくろう」と呼びかけました。

 日本共産党の吉良よし子参院議員(党青年学生委員会責任者)が国会情勢などを報告しました。


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