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2020年3月25日(水)

新型コロナ相談・受診の目安

厚労省 柔軟な対応を求める

 厚生労働省は24日までに、新型コロナウイルス感染症の相談や受診の目安について、相談のあった状況に応じて柔軟な対応をするよう都道府県などに求めました。

 同省は、「風邪の症状や37・5度以上の発熱が4日以上続く」「強いだるさや息苦しさがある」の2条件のどちらか一方に該当する人は、「帰国者・接触者相談センター」に連絡するよう要請。強いだるさや息苦しさがある人については、4日以上待つ必要はなく、ただちにセンターに相談してもらうとし、帰国者・接触者外来への受診調整を行うなどの対応を都道府県に求めています。

 高齢者や基礎疾患がある人など重症化しやすい人が相談・受診をする目安はこれまで、症状が「2日程度続く場合」としていました。これについても、「たとえ2日程度続いていなくても、相談のあった状況に応じて柔軟な対応」を要請しています。

 相談・受診の目安をめぐっては、日本共産党の小池晃書記局長が10日の参院予算委員会公聴会で、現行では「肺炎に移行するような重症の患者さんを見落とす危険がある」「こういう基準は撤回すべきだ」と質問していました。


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