2003年1月24日(金)「しんぶん赤旗」
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滋賀の県医師会、県歯科医師会、県薬剤師会、県看護協会の四師会が二十三日朝、大津市と草津市内で、患者負担増反対の街頭キャンペーンを実施しました。JR大津駅前では、四会長がそろって、「保険財源は患者さんの負担を増やさなくてもやっていけます」と、サラリーマンの自己負担三割導入の凍結、高齢者の自己負担軽減を訴えたビラを配布しました。
キャンペーンには、山敷祐亮・県医師会長、松井成一・県歯科医師会長、小島修・県薬剤師会長、上嶌淑美・県看護協会会長のほか、各団体役員などが参加。大津駅前では三十人が、草津駅前では二十人が「患者負担増反対」のタスキ姿でビラを配布しました。
山敷会長は「(医療保険改悪の)理解をもっとひろげないと、と思いました」と感想を、また上嶌会長も「ビラを渡すタイミングが難しいですが、少しでも理解してもらいたい。必死の思いです」と話していました。
四師会の共同行動には、県社会保障推進協議会の今村浩医師らも参加しました。また日本共産党県委員会も連帯のメッセージを届けたほか、県議、市議らが激励にかけつけました。