2003年1月26日(日)「しんぶん赤旗」
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日本共産党開業医後援会の代表委員らのよびかけで、開業医と日本共産党の懇談会が二十五日、東京都内で開かれ、全国から四十人以上の開業医が参加しました。日本共産党から志位和夫委員長、小池晃参院議員、植木俊雄党幹部会委員が出席しました。
志位委員長があいさつし、「今度の医療改悪では、命を縮めるような新しい質の深刻な事態がうまれています。負担増を許さず、みなさんが安心して医療に打ち込める政治への転換めざしてがんばります」とのべました。
小池議員が、四野党による三割負担増凍結法案のとりくみから、小泉「構造改革」による経済の行きづまり、共産党の野党外交など、内外情勢をめぐって「日本共産党の値打ちがわかりやすい情勢」を詳しく報告しました。
「新しい高齢者医療の創設は」「国債依存による財政問題」「自民党の抵抗勢力をどうみるか」「市場経済と医療」「創価学会とマスメディアの関係」「共産党にかんする報道の少なさ」など、多岐にわたる質問が率直にだされ、小池議員と植木氏が明快に答えました。
いっせい地方選挙や総選挙にかかわっては、創価学会による反共攻撃をどうみるかについて質問がだされ、「彼らのデマは事実によって簡単に覆せる」と植木氏が解説。小池議員は「地方から日本共産党を大きく伸ばしていくことが医療改悪を許さない大きな保障をすることになる」と呼びかけました。参加者からも、こもごも日本共産党の前進への期待が語られました。