2003年1月28日(火)「しんぶん赤旗」
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日本共産党の吉井英勝議員は二十七日、衆院予算委員会の締めくくり総括質疑で、四兆円を超える国民負担増を“過大な見通し”とした小泉首相の答弁(二十一日、衆院本会議)の撤回を求めました。
吉井議員は厚労省、財務省の説明をもとに、四兆円負担増の具体的な内訳(表)を示した資料を提示。ことし四月から予定されている介護保険料の負担増がさらに一千億円多いことが明らかになり、それを上乗せして総額が約四兆四千億円となった資料です。
吉井議員は「総理は本会議でわが党が負担増を過大に見ているかのように言ったが、この表を認めるか」と追及。小泉首相は的外れの答弁でごまかそうとしましたが、最終的に「この表はそのとおりだ」と認めざるをえませんでした。