日本共産党

2003年2月1日(土)「しんぶん赤旗」

有事法制、イラク攻撃反対

宗教者101氏が賛同

京都


 京都の宗教者十九氏が「有事法制の廃案とイラク攻撃反対」をよびかけていましたが、三十一日、京都府内の宗教・宗派を超えて宗教者百一氏が賛同を寄せたことを発表しました。

 「世界の平和を求める京都宗教者連絡会」がまとめたもの。よびかけ文では「いかなる宗教であっても人の命を大切にする教えがあり、人々の平安を願い、そのために宗教者は祈り行動しなければなりません」と強調しています。

 同連絡会は昨年十二月から、寺院・教会など京都府内の三千百をこえる宗教者によびかけ、仏教、キリスト教、金光教、天理教、大本など宗教・宗派をこえた宗教者が賛同を寄せています。今後、連絡会では、さらに賛同を広げるとともに、声明文をまとめ、各国大使館や世界の宗教団体にも発信する予定です。

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 呼びかけたのは、有馬頼底(臨済宗相国寺派管長)、井上勇一(日本クリスチャンアカデミー関西セミナーハウス所長)、五十嵐隆明(浄土宗西山禅林寺派養福寺住職)、大江真道(京都キリスト教協議会前会長)、大島亮準(大原念仏寺)、鎌田論珠(ノートルダム教育修道女会)、黒木順子(京都YWCA会員)、小泉潤(ルーテル京都教会牧師)、佐伯快勝(真言律宗宗務総長)、佐伯幸雄(京都キリスト教協議会会長)、酒井善弘(京都YMCA総主事)、関雅人(日本キリスト教団京都教区総会議長)、出口栄二(元大本総長)、中西泰子(日本キリスト婦人矯風会京都支部長)、野田道法(天理教神大都分教会前会長)、松村真治(金光教)、宮城泰年(本山修験宗宗務総長)、森清範(北法相宗清水寺貫主)、ルカ・ホルスティンク(フランシスコ会・フランシスコの家神父)の十九氏。


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