2003年2月19日(水)「しんぶん赤旗」
日本共産党国会議員団の「労働法制改悪阻止闘争本部」が十八日、発足しました。
国会内で開かれた初会合で小沢和秋衆院議員があいさつ。労働基準法に解雇を原則自由とする文言を盛り込むことや、裁量労働・派遣労働の拡大、職業紹介の有料化・民間参入をすすめることなど、今国会で狙われている労働法制改悪の動きを「戦後最悪といっていい」と批判しました。さらに小沢氏は、労働法制改悪に反対する世論と運動の高まりによって、政府が当初狙っていた「金を払えば首を切れるようにする」という金銭解決の法案化を断念させたことは「緒戦の成果だ」と強調。ひきつづき大闘争をひろげ、改悪をストップさせようとよびかけました。
会合では、今後のとりくみ、体制を確認。吉岡吉典参院議員が閉会あいさつをのべました。
この闘争本部には、衆参あわせて二十四人の議員が加わっています。体制は次のとおりです。
本部長=小沢和秋、副本部長=木島日出夫、山口富男(以上衆院議員)、井上美代、吉岡吉典、事務局長=小池晃(以上参院議員)