2003年3月3日(月)「しんぶん赤旗」
医療改悪の凍結・イラク攻撃反対を求め、くらしと雇用を守り、県知事選勝利の流れをつくろうと、福岡県民大集会が二日、福岡市で開かれ、六千人が参加しました。
壇上から青年、労働者、医療関係者、農業者ら十一人が発言し、「イラク攻撃に反対です。私たちの声が米国、日本政府に届くまでノーと言い続けます」「国民の食料に責任を持てない小泉内閣・政治を野放しにできない」と切実な思いを訴えました。
集会後、「戦争反対」「ガンバレ農業」と大書きした段ボールをかかげたトラクターを先頭にデモ行進。日曜日の天神の街の人々に、「新福岡空港はいらんばい」「中小業者、建設職人の仕事を増やせ」とよびかけました。
「米国のイラク攻撃を許すな」と手書きのゼッケンを胸にした稲田広光さん(68)は「私は長崎原爆の被爆者。原爆の地獄を見てきた。戦争は絶対許せない」と語っていました。
集会では、日本共産党の小沢和秋衆院議員、仁比聰平衆院比例候補(九州沖縄)が参加。小沢氏が情勢報告しました。