2003年3月5日(水)「しんぶん赤旗」
女性の憲法年連絡会は、国際婦人デー(八日)を前に訴えた「イラク戦争反対緊急行動のよびかけ」に応えて四日までに、同連絡会の呼びかけ・賛同人二十三人がメッセージを寄せています。
女優の吉永小百合さんや音楽評論家の湯川れい子さん、世界連邦全国婦人協議会会長の湯川スミさん、日本婦人団体連合会会長の守谷武子さん、新日本婦人の会会長の井上美代さんなど。
シナリオライターの小山内美江子さんは「殺すな!世界中の子どもを、そして平和をのぞむみんなの心を!」と書き、埼玉大学名誉教授の暉峻淑子さんは「共生の社会を大切にすることなしに、個人の生活の安全も発展もありえません。武力による解決に世界の人々が反対し起(た)ち上がるがるのは、そのことを知っているからです。日本国憲法の精神は、世界の人々の願いでもあるのです。知恵があれば武力はいらない」としています。
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女性の憲法年連絡会は、婦団連、日本YWCA、全労連女性部など三十七団体と、よびかけ・賛同人で構成。「よびかけ」の内容は次のとおりです。
▽イラク攻撃反対、日本政府の戦争加担反対の意思表示をしましょう。イラク攻撃反対署名や、ブッシュ大統領、小泉首相、川口外相、報道機関にファクスを▽国際婦人デーは「パンと平和と権利」を求める世界の女性統一行動日。全国各地の行動に参加し、世界の女性と連帯してイラク攻撃反対をアピールしましょう▽十二日には、午後一時に国会前を出発し、ピースウオークとアメリカ大使館への要請をします。ミニプラカード、リボン、スカーフなど一人一人の意思表示をしましょう。各地の領事館訪問もしましょう。