2003年3月5日(水)「しんぶん赤旗」
【ハレ(ドイツ)3日片岡正明】MDRテレビなどによると三日、ドイツのライプチヒで一月十三日以来毎月曜日に行われている「戦争ノー、戦争は支持しない」の八回目のデモ・集会が実施され、約二万人が参加しました。
集会は最初、ニコライ教会の牧師があいさつ、「ブッシュ米政権の狙いがイラクの大量破壊兵器の廃棄ではなく、政権の転覆にあることがだんだんはっきりしてきた」と指摘しました。
この日、有名なポップグループ「プリンツェン」のクルムビーゲルさんも参加、「私はイラク問題の平和解決への希望を捨てない」「一九八九年秋にここで始まった大衆行動の息吹をいままた感じる。自分の意見をはっきりと表明するライプチヒを誇りに思う」と述べました。
集会には、ザクセン・アンハルト州の社会民主党、90年連合・緑の党、民主的社会主義党などの代表も参加し、「イラク問題の政治解決を求める」との共同の集会アピールが発表されました。