2003年3月7日(金)「しんぶん赤旗」
秋田県議会は六日、「医療費三割自己負担の実施凍結を求める意見書」を賛成多数で可決しました。
反対は公明党だけ。
県医師会と県歯科医師会からそれぞれ提出されていた三割自己負担の実施凍結を求める請願二件も、公明党だけが反対し、賛成多数で可決されました。
三重県桑名市議会は五日、「健保本人三割負担の凍結を求める意見書」を賛成多数で可決しました。
日本共産党議員団(三人)をはじめ各会派が共同で提案したもの。
公明党の二議員だけが反対しました。
神奈川県湯河原町議会は六日、健康保険本人三割負担増の凍結を国に求める意見書を、日本共産党を含む賛成多数で可決しました。県内では、初めての採択で、これには二人の公明党議員だけが退席しました。
意見書では、「健保三割負担と保険料の引き上げは、受診抑制や治療中断を引き起こすのみならず、家計への負担増やリストラによる転職で国保加入者が大幅に増大し、国保財政の悪化が懸念されます」として、国に対して「健保三割負担増について凍結されるよう強く要望」しています。