2003年3月8日(土)「しんぶん赤旗」
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「ピース・ナウ」−−アメリカのイラク攻撃をやめさせ戦争反対の声を広げようと七日夜、若者が東京・渋谷の繁華街をねり歩きました。
民青同盟東京都委員会や東京学生平和セミナー、東京のうたごえ協議会などが主催した「PEACE WALKin渋谷」です。
出発前の集会で「発言したい」とマイクを握った中野龍さん(26)は「戦争への経過を事務的にしか報道しないマスコミに腹が立つ。たくさん人が死ぬ戦争を食い止めよう」と力を込めました。
「みなさん一緒に歩きましょう」の呼びかけにレストランの窓から手を振るカップルや、ビラを受け取り飛び入り参加した二人組みの女性も。
途中、東京都知事選挙に立候補する若林義春さん(日本共産党都委員長)が駆けつけて、参加者の歓声と拍手に迎えられ、行き交う人たちに力強く呼びかけました。
パレードに参加した中野区の小野沢永介さん(28)は、「戦争を容認するという、歴史に逆行する石原都知事に、ノーをたたきつけたい。戦争はいやだと思う人が集まれば、新しい道が開けると思う」と語りました。