日本共産党

2003年3月12日(水)「しんぶん赤旗」

健保3割負担凍結の意見書

青森県議会が可決

公明党退席


 青森県議会は十日、健保本人三割負担実施の凍結や高齢者自己負担の軽減などを求める「医療制度改革に関する意見書」を可決しました。公明党をのぞく、日本共産党や社民党・農県民連合、自民党、政風会、無所属の四十七議員が共同で提出。採決では公明党議員二人が退席、出席議員の全員賛成で可決しました。公明党県議の一人は、地元紙に退席の理由を聞かれて「医療制度を存続していくために引き上げは必要」(十一日付「東奥日報」)だと答えました。意見書は、政府が「聖域なき構造改革」の名で進めている医療制度改革について、「国民に新たな負担増を求めており、このような改革では世界各国から高い評価を受けている『国民皆保険制度』が崩壊し、国民の生命・身体・健康を維持することはできない」と指摘しています。


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