日本共産党

2003年3月13日(木)「しんぶん赤旗」

愛媛・石手寺

あらゆる戦争暴力に反対

「不殺生の祈り」


 愛媛県松山市の四国八十八カ所・五十一番札所の石手寺で十一日夜、イラク戦争をはじめとするあらゆる戦争暴力に反対することを呼びかけた「不殺生の祈り」(主催・不殺生祈りの会)が開かれました。

 県内の仏教界各宗派、カトリック教会、プロテスタント教会、日本キリスト教団など幅広い参加者が集まり、「イラク戦争反対、平和的な解決」を呼びかけました。

 真言宗豊山派・儀光寺の二神瑞隆さんは「小さな声を大きな声にかえていこう」と発言したのをはじめ、松山市仏教会代表、真言宗智山派、浄土宗、臨済宗妙心寺派、黄檗宗、真宗大谷派の人たちがあいさつをしました。

 カトリック信徒の岡義高さんは「戦争反対の意思表示をいっしょにできることは喜びです。外交努力で戦争回避すべきです」と訴えました。

 会代表の加藤俊生石手寺住職は「イラク戦争を止めたいという思いが強かったんでしょう。戦争が起こる前に各宗派が声明をだすことも異例だと思います。何とかしたいという思いが、仏教界でも強まっています」と話していました。


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