2003年3月19日(水)「しんぶん赤旗」
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アメリカのブッシュ大統領がイラク攻撃を表明したなか、日本共産党女性後援会は十八日、東京・JR新宿駅東口で「戦争反対。最後まで平和解決の努力を」と街頭宣伝・署名行動をおこないました。
「NO・WAR」のプラカード、「イラク戦争反対」のポスターを掲げ弁士が訴えはじめると多くの人が足をとめ、ブッシュ大統領と小泉首相あての「戦争反対」署名にペンを走らせました。青年が目立ち、中国、韓国、アメリカなどの外国人もいました。
「学生は、みんな反対さ」といいながら署名した吉田哲也さん(20)は、「ブッシュは(戦争)やりたがり。小泉は流されすぎ。こんな戦争なんて反対だ」と声を荒らげます。水上理美さん(21)は、「何のためにやる戦争かわかりません。武力は、憎しみしか生みません」。松田弘貴さん(22)も「戦争は死者を生むだけ。罪のない人や家族を悲しい思いにさせてはいけない。だから、絶対に阻止したい」。
北京からの留学生、韓朋(カンホー)さん(23)も「戦争は反対」と署名しました。
公務員を目指す男子学生(22)は、「戦争なんてふざけるんじゃない。ブッシュ(大統領)も小泉(首相)も国民の声を聞く気がない。アメリカ国民も反対し、日本でも反対の声が広がっているのに」。「共産党は、がんばっている」という七十歳代の男性は、「軍隊は国民を守るものじゃないと訴えてくれ」と注文。女子高校生の二人組は、「えー、戦争になっちゃうの。なにかしなくちゃ」といいながら署名しました。
宣伝行動には、全国と東京の女性後援会から四十二人が参加。新婦人内後援会や業者後援会の代表、日本共産党の春名直章衆院議員、可知佳代子東京都議が、「今こそ、世界の人々と心を一つに戦争をくい止めようの声を大きくあげよう」「都知事選では平和を守る若林義春候補へ」と呼びかけました。署名は百人を超え、日曜版の購読申し込みもありました。