日本共産党

2003年3月27日(木)「しんぶん赤旗」

政令市議会

医療3割負担凍結の意見書

川崎、京都、神戸で可決


 四月からの医療費三割負担実施を前に開かれた地方議会で、実施凍結を求める請願・意見書採択が相次ぎました。政令市議会では三月に、川崎、京都、神戸が意見書を可決しました。

 川崎市では、日本共産党や、民主・市民連合などが共同提案し、賛成多数で可決しました。自民・公明両党は反対しました。神戸市でも同両党が反対しましたが、賛成多数で可決。京都市では、日本共産党、自民党、民主・都みらいなどが提出し、賛成多数で可決。公明党だけが反対しました。

 意見書では「賃金カットなどにより収入が減少している給与所得者の受診抑制にもつながりかねない」(川崎)、「国民の健康を悪化させる恐れが大きく、結果として医療コストの増大を招く悪循環に陥る」(神戸)、「しわ寄せが一層消費を冷え込ませる」(京都)として、凍結を強く要望しています。

 横浜市では、委員会で可決した(自民・公明両党は反対)意見書案が、本会議で自民・公明両党の反対により否決されました。北九州市では二十六日、日本共産党、社民市民連合などが共同提案した意見書案が、公明党、自民党系会派の反対で否決されました。


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