2003年3月30日(日)「しんぶん赤旗」
国民に耐えがたい“痛み”を強いる小泉内閣と自民・公明政治。そのもとで、四月からは、サラリーマン本人の医療費三割負担をはじめ、年金、介護、教育など、くらしの全体にわたる負担増や給付減が待ち構えています。
国民の命とくらしを痛めつける政治を許すかどうかは、いっせい地方選でも鋭く問われています。
◇サラリーマン本人・退職者 自己負担2割→3割
◇サラリーマン家族の入院 自己負担2割→3割
◇政管健保の保険料(労使折半) 年収の7.5%→8.2%
◇国民・厚生・共済年金で物価下落分(0.9%)をカット
◇厚生年金の保険料、ボーナスからも(13.58%、労使折半)
◇65歳以上の保険料 月平均2911円→3241円(▲330円)
40〜64歳の 〃 (労使折半) 月平均2918円→3043円(▲125円)
◇利用者負担 ホームヘルパーの訪問介護(平均2.3%上昇)
物価下落分(0.9%)をカット
◇障害者福祉手当 月1万4610円→1万4480円 (▼130円)
◇特別障害者手当 月2万6860円→2万6620円 (▼240円)
◇生活保護標準3人世帯 月16万3970円→16万2490円 (▼1480円)
◇国立大授業料 年49万6800円→52万800円 (▲2万4000円)
◇発泡酒(350ml) 1缶あたり10円の増税
◇ワイン(720ml) 1びんあたり10円の増税
◇失業者への給付率 離職前賃金60〜80%→50〜80%
◇ 〃 給付日数 一般離職者は最大180日→150日
(▲は負担増、▼は給付減)