2003年3月31日(月)「しんぶん赤旗」
イラク攻撃の即時中止を求める「4・2大行動」(四月二日午後六時半、東京・明治公園で開催)のよびかけ人が二十人(二十八日現在)となり、賛同が広がっています。よびかけ人のメッセージの一部を紹介します。(五十音順)
瓜生正美(劇作・演出家) こうしてる間にも多くの人命が失われています。イラク攻撃即時停止!
海老名香葉子(エッセイスト) 連日の情報をドキドキしながら見聞きしています。戦争の悲惨を体験した者には苦しいことです。つらいことです。平和的の解決を一日も早くと願ってます。
酒井広(元NHKアナウンサー) 第二次世界大戦で兄は学徒動員で戦死、父の商売はやめさせられ、母のふるさとへ疎開しました。戦争は若人、女性、こども、高齢者の家族と家を失わせる。即時に中止せよ! イラク攻撃を!
杉原泰雄(一橋大学名誉教授) 戦争の否認は、日本の国是です。国連憲章も、戦争を違法としています。世界の世論も、戦争反対です。小泉首相がこの三点を無視しているのは、なんとも残念なことです。
増田れい子(ジャーナリスト) 殺されたい人、殺されていい人は、この地球上にただの一人もおりません。
山崎朋子(女性史・ノンフィクション作家) 父を戦争でなくし、クラスメートを原爆でなくしました。いかなる戦争にも反対しつづけます。
湯川れい子(音楽評論家) あらゆる思想や宗教やセクトを越えて、人間が人間らしく互いに助け合って生きる世界を理想として生きたいものです。