2003年4月1日(火)「しんぶん赤旗」
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【ニューデリー31日小玉純一】「米国のイラク侵略戦争反対」を掲げて三十一日、インドのデリー旧市街でデモ行進が行われ、約三千人が参加しました。「イラク戦争反対委員会」が呼びかけました。
NGO(非政府組織)の交流センターで働くサラムさん(27)は「国連がないがしろにされ、世界がアメリカ一極主義で支配されるのは恐ろしいこと。アメリカに抗議しなくては」と語りました。
【アンマン30日岡崎衆史】「アメリカのメディアは戦争の真実を伝えよ」−。三十日、アンマン市中心部をイラク戦争に反対するマスコミ人たちがデモ行進しました。
集まった数は約二百人。忙しい仕事の合間を縫っての参加でした。参加者は「戦争をやめよ」などと書かれたプラカードを手に、メディアのビルが集中するアッサハーファ通り(別名ジャーナリスト通り)を反戦を訴えながら歩きました。
スポーツ紙ゴールのカリル・クタティ記者(45)は、この道十五年以上のベテラン記者。「米国のメディアに自由を」の横断幕を持参しました。「戦争で、たくさんの民間人、とくに子どもや若者が殺されているのをみてショックをうけました。米国のメディアもきちんと真実を伝えてほしい」と話しました。